bitcoinやイーサリアムなど一部の仮想通貨は爆上げ、億り人と呼ばれる人たちが多数現れ社会現象になりました。
bitcoinやイーサリアムは、今では買値の1万倍とかの評価額になっている人もいるわけですから、100円で買ってもそりゃ億りますよね。
アホみたいに上昇していた仮想通貨も最近では勢いは感じられず、垂れてきています。
仮想通貨は欲と恐怖に支配されて売られすぎる未来が来る
仮想通貨に限らず市場参加者が多くなればなるほど一般的なチャートの動きと同じになってきます。
一般的なチャートの動きとは何でしょうか?
人間の心理がチャートに反映されるということです。
人間の心理は、欲と恐怖に支配され、合理的な判断ができなくなります。
そして最後は大損をするわけです。
勝ち逃げできるのは、一部の異常な精神の持ち主だけです。
仮想通貨が右肩上がりでガチホールドしていればよかった時代はもう終わっていることに気が付いていますか?
相場には波があります。
波にはスケールがあります。
海の波にもスケールがありますよね。
大きな波が来て盛り上がれば、どこかは盛り下がっている。
海の水の量は変わらないのですから当たり前です。
盛り上がった波、盛り下がった波というのは最後は元の位置に戻るしかないわけです。
正しい位置に引き戻される力が働くわけです。
仮想通貨は、大きな波が来ましたよね。
その波は、欲と恐怖に支配されたものです。
最後にはあるべき場所に戻ります。
現在ゆっくりと着地点を探しているところです。
しかし、ビットコインの評価額が誰もわからないのです。
歴史がありません。
ビットコインは金のように発行枚数が有限なものです。
金にはそれだけで希少価値がありますが、ビットコインは実態も無く物質としての価値がありません。
オランダのチューリップ投機と同じく、それほど価値の無いものを投機対象として奪い合いをしているから価格が上昇している状態です。
仮想通貨の需要はあくまでも投機の需要で引き上げられた価格ですが、その価値がずっとつづくと勘違いしている人は多いと思います。
仮想通貨が無限に発行されないように、お金も無限には無いのですから今までと同じような勢いで仮想通貨に投資され続けることはありません。いつか資金は抜かれていきます。
仮想通貨が安く感じた時にはリスク無く投資できましたが、今ではリスクの方が強いと感じている投資家の方が多いと思います。
仮想通貨が上がったのは買いと売りなら、買いが優勢だったために高騰したのです。価格上昇して買いが減ってくれば、そのバランスはいつか均衡し、逆転します。ほとんどの為替のチャートは買いが終われば、バランスが最初に崩れたポイントまで戻ります。
仮想通貨をガチホールドしている人がいれば価格はそれほど下がりませんが、見切りをつけて売りに回れば一気に価格は下がっていくでしょう。
それが大きな時間軸でゆっくり始まっています。
上がる時よりも下がる速度の方が速いですが、ビットコインの場合は更に速く落ちていきますので、終わりは近いと思います。
押し目買いが通用するのは上昇時に押しを作って上昇した価格がある場合だけです。仮想通貨は急激に上昇して押しを作らなかったわけですから、下がる時も一直線で下がります。
つまり、急激に上昇したビットコインの相場は上がっても倍、下がるなら限りなく0という状況ですから、株の方が全然まともな投資先だということです。