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海外でDHLのフィッシングメール詐欺にあいました

woman in black dress illustration

海外でネットで買い物をした時に、まさか自分が!という事態になったのでシェアしたいと思います。

概要は、ネットで急ぎの買い物をして中々発送されず。気をもんでメールを待っていたらDHLのメールが届き、税関で止まっていて通関料が不足しているらしい、それがフィッシングメールだと気が付かず、€2ほど支払った。

話はそれだけで終わらず、それが悲劇の始まりでした。

目次

ネットで急ぎの買い物をしました

ネットで急ぎの買い物をしました。

金曜日の夜に注文したのですが、平日のみの発送だと知らずに、土日に発送されるかも?と期待して、発送メールを土日も待っていました。

発送はDHLで送られることは知っていました。

DHLからメールが届く

土曜日に、DHLからメールが届きました。

文面を読むと、あなたの荷物は税関で止まっている。配送を再開するには通関手数料€2を支払う必要がある。

という内容だった。

急ぎの荷物なのに止まっていては困ると思った私はあまり気にもせずにメールのリンクをクリックして€2をカードで支払いました。

その時に、住所と電話番号と名前を入力しました。

その後、同じ内容のメールが何度か届き、そのメールが詐欺だと気が付きました。

過去にも同じようなメールが何通も届いており、今回初めて来たメールではなかったのです。

まぁ、€2だから仕方ないとその時は諦めました。

月曜日に荷物発送のメールが届く

注文した業者から、月曜日に発送したというメールが届きました。

これは正規のメールです。

その後、直ぐに荷物は届いて、フィッシングメールの件はわすれることにしました。

3日後に突然カードから43ユーロが引きをとされる

カードの残高を見ていたら、見知らぬ内容で€43が引き落とされていました。

どうも、この間のDHLのフィッシングメールで入力した名前や住所などは、ショッピング会員サイトの会員登録フォームになっていたようで、そのGoldメンバーというのに正式登録されたために、その費用として€43が引き落とされたらしいです。

登録されたサイトは、https://allclothes.club/というサイトです。

フォームに入力した時から3日間は無料キャンセル期間だったようで、その期間が終わったので€43が引き落とされたとのことです。

実は、そのメールはDHLのフィッシングメール詐欺の直後に私に届いていたのですが、身に覚えが無いのでよく意味が分からず、迷惑メールとして処理していました。

14日ごとに€43が引き落とされ、ショッピングサイトのポイントにチャージされる

そのショッピングサイトはマルタにある会社が運営しているようでした。

その時点で怪しいです。

海外ではよくある型式のショッピングサイトで、現金でポイントを購入して、そのポイントで商品を購入すると現金よりも安く購入できるというルールです。

有名ブランド品をポイントで購入すると安く買える仕組みが売りなのです、ポイントを購入するにはサブスクリプション会員になる必要があります。

会員になると、定期的にポイントを14日ごとに自動購入させられるという会員システムで、そのポイントは2カ月ぐらいの有効期限があり、期限が来ると消滅します。

恐ろしい仕組みです。現金をポイントに等価交換しているのに、時間が来ると消滅する。

会員のキャンセルも有料

また自動的に引き落とされるのがイヤだったので、即効会員をキャンセルしようと思いました。

しかし、会員キャンセルの方法は2通りあり、

  • 30日後にキャンセル(14日経つのでまたチャージされる)
  • 直ぐにキャンセル(なぜか€6.5かかる)

というバカげた条件になっていました。

どこまでも、お金を取るシステムになっています。

すぐにキャンセルを依頼したら、また、カードから€6.5引き落とされました。

こちらの承諾なしにカードから勝手に引き落とされるのはとても恐怖を感じます。

仕方ないのでポイントで商品を購入してみる

€43分のポイントは残ったので、ファッションサイトの中で全て使い切ろうと商品を見たのですが、まず安いものは欲しいものがありません。商品の品ぞろえは悪く、だれが買うんだというモノばかり。

送料が€12かかるので、適当に€30ぐらい買い物をしました。

しかし、悲劇は終わらなかった。

発送先の住所が間違っている

私がDHLのフィッシングメールで登録した住所に家番号が入っていませんでした。

そのまま、発送されても届きません。

仕方ないので、チャットで住所の変更を依頼したのですが、また、対応が悪い。

コピペのメッセージでこちらの聞いたことにはぜんぜん応える気がありません。

依頼しても、別の部門に申し伝えるという回答で必ず終わって、その後、どうなったのか報告が一切ありません。

そうこうしているうちに、荷物が発送されてしまいます。

頭にきたので、もう一度チャットでぼろくそに言って、もう届かないと半分諦めていました。

その後、配達業者から正式なメールが届く

商品はスペインから発送されます。

その配達業者から発送通知がきて、住所が正しいことを確認できました。

これで一安心です。

まとめ

海外では、税関で止まることは珍しくないので、今回のようなフィッシングメールが結構多いと思います。

普段は、絶対に引っかからないのですが、PCで見るとすぐにわかる怪しいメールも、スマホで見ていると画像のボヤケもなく普通に見えてしまいます。

また、自分自身が荷物を待っていると我がことのように感じてしまうので、チェックが足りませんでした。

とても反省が多い詐欺事件でした。

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